LOG IN

【2017.11.18日本対台湾・東京D】今永の超快投で予選全勝

by て.いとう

一昨日の韓国戦に続いて、台湾戦に行ってきた。

前日の韓国対台湾の試合は、韓国が1-0で勝っている。台湾チームは守備力はそこそこあるが、攻撃力がいまいちな印象。陽岱鋼と王柏融(ワン・ボーロン)頼みの打線に見える。

きょうは、台湾球界で2年連続4割を打っている王柏融を観るのが楽しみだった。今年のWBCでその存在を知って、ぜひ生で観たいと思っていた。

4番レフトで先発出場。今シーズン、台湾では31本の本塁打を打っているようだが、あまり一発の怖さは感じなかった。際立ったのはミートの良さで、その辺りのセンスは流石だ。山田哲人というよりは青木宣親タイプ。日本でやるならリードオフマンが良いだろう。てゆうか、ヤクルトに来いって。

日本代表の先発は、ベイの若き左腕・今永昇太。学生時代は原樹理のライバル的な存在だったが、きょうのピッチングや、日本シリーズを観る限りだいぶ差をつけられてしまったなという印象。一久が言うには台湾の選手は左投手に慣れていないそうだが、それでもきょうの快投は凄まじかった。

6回を投げて、被安打3の無失点。18個のアウトのうち、12個が三振だった。大したもんだ。

今永昇太vs王柏融
今永昇太vs王柏融

とくにピンチをつくったあと、ギアを上げたときのキレは抜群。こりゃ来年もヤクルトは今永に相当苦しめられるね。それだけは間違いない。

打撃の方は、2回に外崎がソロホームランを打つと、そこから打線爆発。先制、中押し、ダメ押しといいリズムで得点できたし、問題ないだろう。中軸の山川と上林に当たりがなかったものの、韓国戦では打っているし、この2人が打たなくても8点を取れたのはさすがだ。稲葉は今頃、明日のスタメンを決めかねて、嬉しい悲鳴を上げているところでしょ。使いたい選手がいっぱい。

無失点で終われたら良かったんだけど、9回ウラに平井が出会い頭の一発を食らう。まあ、これは交通事故みたいなもんなので別にいい。その後もリズムをつくれなかったが、最終的に2失点で収まった。稲葉は天然炸裂で今永と山崎を間違えていたけれど、明日は山崎を使えるのが大きい。

又吉や、きょうの平井など、調整不足なのかハマってないピッチャーがいるのが少し心配だが、稲葉は割りと早めに投手交代をする監督のようなので大丈夫そうだ。

天然炸裂の稲葉新監督
天然炸裂の稲葉新監督

この2試合で、多少はパ・リーグの若手選手に詳しくなったかも。良い選手がいっぱいいるわ。あと、外崎の応援歌が盛り上がる。稲葉JAPANになってユニフォームがモデルチェンジしたけれど、ストライプのラインがボールになっていて、少し良くなった(気がする。

さてさて、明日は韓国と決勝戦。これが2017年シーズンの本当の最後の試合なので、総力戦で絶対に勝って欲しい。韓国は予選で日本に悔しい負け方をしているので、捨て身で来るだろうし、こっちも全力でやるっきゃない。

余談だが、今回の大会で残念だったのは、台湾を「チャイニーズ・タイペイ」と呼称・表記したこと。台湾には実際に行ったこともあるし、留学中は台湾人の友だちがいた。彼らは経済的・政治的・精神的に自立していて、独自の文化を持ち、誇りを持ち、日本人と似ている。こういう野球の小さな国際大会くらい、「チャイニーズ・タイペイ」という表記でお茶を濁さずに、台湾と呼んであげて欲しいもんだ。


て.いとう
OTHER SNAPS