LOG IN

今年もドラフト会議に行ってきた

by て.いとう

『2017年 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD』に行ってきた。会場は、今年もグランドプリンスホテル新高輪国際館パミールの崑崙。ソフトバンク王貞治会長を筆頭に、会場には現役時代超一流だった監督やGM、スカウトなどがいる。どの人も常にプレッシャーのかかる大舞台で結果を出してきたはずなのに、ドラフトでは皆とても緊張した面持ち。この張り詰めた空気感が僕は大好きだ。

今年も観覧希望者が殺到。

会場に入れるのは1,000人弱。そのうち200人くらいが関係者の招待だと仮定して、抽選で当選できる人は800人程度か。そこに12球団のファンとアマチュア野球、独立リーグのファンなどが応募するのだから、毎年狭き門になるのは仕方ない。

今年もリポビタンDの特設ブースがファンを楽しませる。

そして、今年もこれがあった!

なので、ヤクルトファン…いやプロ野球ファンの想いを代筆しておいた。

17時00分。いよいよドラフト会議がスタート。

今年の大注目株である早稲田実業の清宮幸太郎に、我がヤクルトスワローズや相思相愛の阪神タイガースなど高校生では史上最多タイとなる7球団が競合。抽選の結果、日ハムが獲得した。日ハムといえば、荒木大輔が二軍監督に就任することが発表されたばかり。早稲田実業のスターである、荒木大輔、斎藤佑樹、そして清宮幸太郎が揃うのはなんだか面白い。ダルビッシュが抜けてすぐに大谷翔平を獲得し、その大谷が抜ける年に清宮を獲るとは、日ハムはなんだかこういうときに強運だ。

もちろん、清宮がヤクルトに入ったら嬉しかったのだけど、個人的には巨人か阪神に当てて欲しかった。もっと言えば巨人かな。こういう生粋のスター選手が、今のセ・リーグ…というか巨人には足りない。プロ野球が盛り上がるという意味では、それが良かった。

清宮を外したヤクルトは、外れ1位で九州学院の村上宗隆を指名。巨人、楽天と競合したものの、午前中に加藤清正の井戸で運気を上げてきたという小川淳司新監督(年内はシニアディレクター兼任)が引き当てた。ヤクルトがドラフト1位で捕手を獲得するのは、1969年の八重樫幸雄以来。村上は、左の強肩強打キャッチャーで阿部慎之助二世とも評される。球界が渇望している「打てる捕手」に成長してもらいたい。

その後、2位で三菱重工広島の大下佑馬投手、3位で岡山商大の蔵本治孝投手、4位でJX-ENEOSの塩見泰隆外野手、5位で東海大市原望洋の金久保優斗投手、6位で奈良学園大の宮本丈内野手、7位で西濃運輸の松本直樹捕手、8位でBCリーグ石川の沼田拓巳投手を獲得した。

会場のリアクションや、ツイッターなどを見ていると、「地味だし、よく知らない選手ばっかり獲ってる」というのがヤクルトファンの反応だが、個人的には良かったんじゃないかと思う。

確かに清宮幸太郎は逸材だが、履正社の安田は「東の清宮、西の安田」と清宮を際立たせるためにピックアップされた感がある。また、慶応の岩見にしても広陵の中村にしても大学リーグや甲子園での活躍でシンデレラ・ボーイ的に脚光を浴びた。その他、東大の宮台など、タレント性のある選手はそれなりにいたが、そこに振り回されることなく、冷静に選手を選んでいる印象だった。

ドラフトが成功だったかどうかなど、すぐには分からない。小川監督は、ドラフトを「90点」とコメントしていた。清宮を外したものの、概ねは欲しい選手が獲れたということだろう。

選択終了後、囲み取材を受ける小川新監督兼SD
選択終了後、囲み取材を受ける小川新監督兼SD

指名された8名の選手にはぜひヤクルトに来てもらって、チャンスを掴んで欲しい。ルーキーたちの活躍が今から楽しみだ。


て.いとう
OTHER SNAPS