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伊藤智仁×宮本慎也x長谷川晶一トークイベント in 書泉グランデに行ってきた!

by て.いとう

本日が『幸運な男―伊藤智仁 悲運のエースの幸福な人生』の8回目にして最後のトークイベントということで、神保町は書泉グランデに行ってきた!

雪が残っていて、とても寒い。

本日の目玉は、智さんのマブダチであり今季からヤクルトに復帰した宮本慎也ヘッドコーチが参加するということ。二人は同級生であり、「トモ」「慎也」と呼び合う仲。最高である。

ヤクルトに復帰してから初めて見る「動く慎也さん」。現役時代と何も変わらぬシルエットと威圧感。

智さんはさすがに8回目ということで、かなり慣れてきた様子。語り口が軽妙になって、良いところで関西弁が出る。お客さんが笑う回数もさらに増えた印象。今季からは富山GRNサンダーバーズの監督になるわけだけど、仮に野球評論家や解説者をやっていたとしても間違いなく人気者になれたと確信する。

現役時代の慎也さんは智さんの印象を聞かれて、

慎也さん

97年はストッパーだったけれど、とにかくショートにボールが飛んでこなかった。凄い投手がショートイニングを投げるとこうなるのかと思った。

と、絶賛。

長谷川晶一さん

でも、智さんはゴロを打たせたかったんですよね?

智さん

せやね。でも、ゴロ打たせられなかった。その技術が無かった。

長谷川晶一さん

打者が打てなかったというということで(笑)

智さん

そういうことにしておこう(笑)

会場

爆笑

その後、トークはお互いの印象や当時のヤクルトについて語り合ったあと、話題は現在のヤクルトへ。さすが智さんと慎也さんは仲良しだけあって、どんどんアブナイ発言が飛び出す。このブログには到底書けない

司会の長谷川さんも会場も興味は、昨季96敗を喫したヤクルトにとって少しでも光明はあるのかということ。具体的なことはさておき、慎也さんからこんな発言が。

慎也さん

普段、占いはあまり信じないのだけど…「今年はストレスがいっぱいだけど、そのストレスは仕事で返せる」と出た。

うーん、なんだか良い予感。

そして、1時間のトークが終わり質疑応答へ。ヤクルト浮上のカギを握る宮本慎也ヘッドコーチがいるとなれば、ファンの質問はヤクルトの現状と展望に集中。

ただ、現状は決して明るいものではないし、慎也さんもさすがに何でもかんでも言えるわけではないので、どうしてもどよよーんとした空気になってしまう。みんなは慎也さんが名指しで、あいつは良いとかあいつはここが悪いとか言うのを期待しているのだけど、現役のヘッドコーチとして言えないことばっかりなのだと思う。

そういう雰囲気があったり、挙手する人が意外と少なかったので、きょうは大人しくしてようと思っていたのだけど、手を挙げる。

長谷川さんが指してくださる。

真中監督とのおもしろエピソードをそれぞれ教えてください。

智さん

そんなん、言えない(笑)

慎也さん

言えない(笑)

会場

爆笑

智さん

もうね、優勝したときとかやばかったから(笑)記者が引くくらい(含み笑い)

(笑)

智さん

でもね、それくらい優勝って嬉しいってこと。ビールかけなんて一瞬で終わっちゃうんだけど、そのために1年間必死になるだけの価値がある。

慎也さん

でも、具体的なことはマジで言えない(笑)

伊藤智仁、真中満、宮本慎也。僕にとってのヤクルト三羽烏。青春時代を共にしてきた3人は本当に仲良しで、ヤンチャもしてきたんだろうな。今季からは、このなかの1人しかチームにいないと思うと少しさみしいけれど、それも時代の流れか。いつか揃い踏みして欲しいもんだ。

そしてサイン会へ。ササッとサインをいただいて帰ろうと思ったら、とんでもないことが起きた!

智さん

ユニフォームできた?

前回のトークショーで僕がサンダーバーズのユニフォームを作ろうとしていたことを覚えててくださった!!

で、できました!

コレコレ!コレですよ智さん!!

「T.ITOH」で作りました!

智さん

(笑)

でも、本物が「ITOH」になっても気にしないでください(笑)

智さん

うん。気にしない(笑)

(笑)

は〜。幸せなことだわー。智さんから話しかけてくださって、しかもユニフォームのことを覚えててくれた。幸せじゃ。

トークショーの前は仕事で、ある有名人のインタビュー取材をしていたのだけど、別に緊張なんてしなかった。俳優だろうが文化人だろうが歌手だろうが一緒。取材は慣れてるつもり。でも、智さんは未だに話すと緊張する。汗がすごい。

そういうわけでササッと帰ってきた。

今回、智さんの本が初めて出て、さらにはトークショーも何度か参加させてもらって本当に幸せだった。2003年ってまだソーシャルネットワークも普及してなくて、ネットでヤクルトの情報が活発にやりとりされている時代じゃなくてね。ほとんど情報がないまま、結局登板できずに引退したのは悲しいというより、僕にとっては不完全燃焼であり、期待はずれの怒りも正直あった。それから悶々とヤクルトファンを続けてきて、2015年に優勝したときは少しうれしかったけど、それでも燃え尽きた感はなかった。

でも、この本が出版されて、智さんの言葉で様々なことを聞いて、あの時、智さんがいかにやりきって引退したのかっていうことは感じることができた。悶々とした感情は少しずつ消えていったような気がする。

これで楽しかったトークショーもおしまい。ヤクルト伊藤智仁がとりあえず終わった日なのかもしれない。これからは新しい智さんをのんびり楽しく応援していこう。

著者の長谷川晶一さん、ノムさんや古田さんなど取材に協力してくださった方々、編集・スタッフの方々、本当にお疲れ様でした。素敵な本とトークショーを有難うございました。

そして、ヤクルトスワローズ伊藤智仁。

ありがとう、さようなら!


て.いとう
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